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「応募者」から見られている「採用面接官」

2015年春の就職を目指す大学3年生らの就職活動が12月1日スタートしましたね。
企業側の姿勢で気を付けたいことは・・・・

◆採用面接で重要なことは?
人材を採用する際、「採用面接」を実施しない企業はほとんどないでしょう。
面接を担当する人(面接官)は、「こんな質問をして、自社に必要な人材かどうかを見極めよう」「自社にふさわしい人材であるか、応募者の態度をじっくり観察しよう」と考えていることでしょうが、実はその面接官自身も応募者からじっくりと観察されているのです。

◆採用コンサル会社の調査結果
人材採用コンサルティング会社の株式会社ジョブウェブでは、今年4~5月に2014年度卒の学生を対象に「2014年度卒学生・就職活動振り返り調査」(349名が回答)を実施しました。
この調査で「面接で志望度に影響すること」について尋ねたところ、「かなり影響した」項目の上位5つは下記の結果となりました。
(1)「面接官の態度・話を聞く姿勢」(67.3%)
(2)「面接で自分自身の素が出せたかどうか」(47.6%)
(3)「面接官の話の促し方」(46.1%)
(4)「学生からの質問に対する面接官の受け答え」(45.6%)
(5)「面接官の人選」(42.1%)

◆重要なのは「面接官の育成」
上記の結果からおわかりの通り、応募者の志望度に最も影響するのは「面接官の態度・話を聞く姿勢」だということです。
採用側が複数回の面接を実施し、時間をかけて応募者の態度・姿勢をじっくり観察して採用を決定したとしても、応募者から見た面接官の態度・姿勢(応募者に与えるイメージ)が良くなければ、採用を辞退されることもあり得るのです。
面接官が与えるイメージは、応募者にとっては「会社のイメージ」そのものとなります。自社に必要な人材を採用するためには、まずは「面接官としてふさわしい人材」を育成することが重要なのではないでしょうか。

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