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活用を検討したい「インターンシップ」

◆新ルールでの採用活動が始まった!
2016年卒業者を対象とする新卒採用から、一般社団法人日本経済団体連合会(経団連)の採用選考に関する指針により、「広報活動」開始が3月1日以降、「選考活動」開始が8月1日以降と、採用スケジュールは大幅に後ろ倒しされています。
採用のための選考期間が短期間となることから、「就職活動の期間短縮で、学生に会社を知ってもらう機会が少なくなる」と、危機感を募らせる企業も少なくありません。

◆拡大が見込まれるインターンシップ
このような状況を受け、今後は、インターンシップの活用が活発になることが予想されています。
株式会社リクルートキャリアが行った、2014年度のインターンシップに関する調査(2015年4月6日公表『就職白書2015-インターンシップ編-』)では、2014年度にインターンシップを実施した企業は55.5%と、2013年度の46.0%より9.5ポイントも増加しました。
また、インターンシップ参加の学生も26.9%と、2014年卒よりも3.0ポイント増加しています。
うち14.8%がインターンシップ参加企業に入社予定となっており、参加企業ではないが同業種企業への入社予定の25.2%と合わせて4割がインターンシップ参加業種へ入社予定です。

◆課題も多い
ただし、「現在、日本国内のインターンシップは量的な普及が不十分であると同時に、十分な教育的効果を発揮するためのプログラムの質が保証されていない。その結果、学生、企業、大学のそれぞれがインターンシップに対して積極的とは言えない状況にある」(経済産業省『教育的効果の高いインターンシップの普及に関する調査報告書』平成26年3月)とされており、多くの課題があるというのも事実です。
「企業側も戦略的に取り組むことで大きなメリットを享受できる」(経済産業省インターンシップ普及促進シンポジウム)インターンシップ、諸課題の解決を図りながら、上手に活用する方法を検討したいものです。それが上手な採用にもつながります。

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