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「仕事と子育ての両立支援」に積極的な企業の認定制度とは?

◆「くるみん制度・プラチナくるみん制度」
くるみん制度は、昨年4月1日施行の「改正次世代育成支援対策推進法」によって創設され、一般事業主行動計画を策定した企業のうち、計画に定めた目標を達成し、一定の基準を満たした企業が「子育てサポート企業」として厚生労働大臣の認定を受けられる制度です。
プラチナくるみん認定制度は、くるみん認定を受けた企業のうち、より高い水準の取組みを行った企業が、認定を受けられる制度です。
この認定を受けた企業は、認定マークを広告、商品、求人広告などに付けて“子育てサポート企業”であることをPRすることができ、一定の要件を満たした場合は、税制上の優遇措置を受けることもできます。
今年7月時点におけるくるみん認定企業は2,597社、プラチナくるみん認定企業は102社に上っています。

◆制度認定取得までの流れ
くるみん制度・プラチナくるみん制度の認定取得までの流れは次の通りです。
(1)自社の現状や従業員のニーズの把握
(2)(1)を踏まえて行動計画を策定(計画期間・目標を定め、実施時期を定める)
(3)行動計画を公表し、従業員に周知((2)から概ね3カ月以内)
(4)行動計画を策定した旨を都道府県労働局雇用環境・均等部(室)へ届出((2)から概ね3カ月以内)
(5)行動計画の実施

<以下、「子育てサポート企業」としてくるみん認定を申請する場合>
(6)行動計画期間の終了後、都道府県労働局雇用環境・均等部(室)へくるみん認定の申請
(7)「子育てサポート企業」として認定 → くるみんマークの付与 → くるみん認定

<以下、さらに高い水準の取組みを行い、プラチナくるみん認定を申請する場合>
(8)くるみん認定後の行動計画の期間終了後、都道府県労働局雇用環境・均等部(室)へプラチナくるみん認定の申請
(9)優良な「子育てサポート企業」として認定 → プラチナくるみんマークの付与 → プラチナくるみん認定
(10)プラチナくるみん認定企業は毎年少なくとも1回、次世代育成支援対策の実施状況を公表

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