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「社内SNS」の広まりと中小企業における活用

◆メールに代わるコミュニケーションツール
現在、各方面でFacebookをはじめとしたSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の活用が進んでいますが、企業のコミュニケーションツールにも影響を与えています。
これまで社内におけるオンライン上のコミュニケーションツールとしてはメールが中心でしたが、新たにSNSの仕組みを社内向けに応用したサービスである「社内SNS」が、社内の報・連・相の手段として導入され始めています。

◆どのようなものがある?
株式会社シード・プランニングが運営する、デジタル領域専門の市場・サービス評価機関、デジタルインファクトによる調査結果によると、2014年の社内SNSサービスの市場規模は26億円(対前年比129%)と推測されています。
この調査では、社内SNSサービスを、全社的な利用、他の業務用ソフトとの連動を想定した「業務推進に利用されるポータル型」と、社内の部署単位などでのコミュニケーション促進や情報共有を目的にした、少人数からの利用が可能な「コミュニケーション促進型」に分けています。

◆中小企業での活用にも可能性
「コミュニケーション促進型」の社内SNSサービスを中心に、基本利用料が無料であったり申込みがネット上でできたりするなど、気軽に利用できることから、トライアルで利用するユーザーも多いようです。
サービスによっては比較的安価で導入することができるため、中小企業でも徐々に活用が進んでおり、社内SNSに馴染みがない企業にとっても導入の敷居は高くはないようです。

◆導入失敗例もあるが…
「社内で利用者がまったく増えない」「単なる雑談チャットとして利用されている」等、導入失敗例も多いようですが、コミュニケーションの円滑化や業務効率化、情報の地域格差の解消等に一役買うことが示されており、今後、中小企業での利用拡大も期待されています。

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