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中小企業にも広がる「クラウド・コンピューティング」

◆増え続ける利用割合
クラウド・コンピューティングを利用する中小企業が増えています。
中小企業庁「2016年版 中小企業白書」によると、2009年に6.8%だった中小企業の利用割合は、2013年には27.3%となり、その後も増え続けています。
ちなみに大企業では、2013年時点ですでに半数近くが利用しています。

◆「クラウド・コンピューティング」のメリット
クラウド・コンピューティングとは、ネットワークから提供される情報処理サービスのことで、手元のコンピュータで管理・利用していたようなソフトウェアやデータ等をインターネット等のネットワークを通じてサービスの形で必要に応じて利用する方式のことを言います。
従来、IT化は、時間・費用等の投資コストがかかるものでしたが、クラウド・コンピューティングには、導入までの期間の短さや、初期コスト・運用コストの安さ、専門知識が不要であることなどといったメリットがあります。

◆様々な目的で利用されているクラウド・コンピューティング
中小企業庁が実施した先行企業のアンケート調査結果(2015年)によれば、クラウド・コンピューティングの利用により得られる効果として、以下のことが挙げられています。
○「社内の情報活用の活発化」
○「リスク対応・セキュリティ対策」
○「業務プロセス合理化・意思決定の迅速化」
利用の中心はバックオフィス業務ですが、営業・販売力の向上や売上拡大、在庫圧縮・省材料化なども挙げられており、様々な目的で利用されていることが見てとれます。
中小企業庁では中小企業におけるクラウド・コンピューティングの重要度は今後ますます高まるものと位置付けています。
サービスも多様化し、活用方法の幅も広がっていますので、一度、利用を検討してみてもよいかもしれません。

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