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労働組合の組織率34年ぶりに上昇、パートの組織化で

【12月11日】

労働組合の組織率が、今年6月末で前年を0.4ポイント上回る18.5%%となり、1975年以来、34年ぶりに上昇したことが厚生労働省の調査でわかった。

組織率は雇用者数に占める組合員の割合。同省はパート労働者の組合員数が増えたことなどが要因とみている。

組合員数は1007万7506人で、前年比1万2683人増。このうちパート労働者の組合員数は約70万人で、同8万4000人増と大きく増えた。卸小売業や宿泊業、飲食サービス業などでパート労働者の組織化が進んだという。

主要団体別の組合員数は、連合が683万2000人で前年比7万人増、全労連が88万3000人で同1万1000人減、全労協が14万人で同3000人減。一方、不況で職を失う人が多かったため、雇用者数は5455万人で前年より110万人減った。

(読売新聞12月10日掲載)

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