労務の知恵

  1. トラブルの多い「求人票への虚偽記載」で懲役刑を検討

    ◆法改正へ向けて秋以降に本格議論厚生労働省の有識者検討会が、ハローワークや民間の職業紹介事業者に、労働条件を偽って求人を出した企業とその幹部に対する罰則を設けるべきとする報告書をまとめました。

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  2. 企業にとってのメリットは?「法人番号」の利活用

    ◆13桁の番号 株式会社や社団法人、協同組合等、設立の登記を行った法人や国の機関・地方公共団体などに、13桁の法人番号が指定される「法人番号制度」が平成28年1月よりスタートしています。

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  3. 第三の企業年金「リスク分担型確定給付企業年金」とは?

    ◆新制度創設へ4月28日の厚生労働省企業年金部会で新たな企業年金制度(リスク分担型確定給付企業年金)の案が示され、了承されました。同制度は一定額の掛金をあらかじめ上乗せしておくことで景気悪化時の追加拠出が避けられるというものです。

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  4. 「勤務間インターバル制度」に関する動向

    ◆「勤務間インターバル制度」に助成金検討厚生労働省が「勤務間インターバル制度(=社員が職場を退社し、翌日出社するまでに一定の時間を空ける制度)」を導入した企業に最大100万円の助成金の支給を検討している、との報道がありました。

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  5. 「介護職員の精神疾患」急増で求められる対策の見直し

    ◆労災申請は5年で2倍、認定は3倍に厚生労働省の調べで、仕事上のストレスが原因でうつ病などの精神疾患を発症したとして、労災を申請した介護職員が2014年度までの5年で2倍以上に増えたことがわかりました。労災認定された人も約3倍に増加し、業種別の順位でもトップなどに上昇しています。

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  6. 人材不足問題は依然深刻… 採用すべき人材を確保するために

    ◆2016年は「人材不足問題」が企業経営を圧迫する?2016年の業績見通しについて、中小企業経営者はどのように考えているのかを尋ねた、学校法人産業能率大学の調査結果が公表されています。

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  7. 人材不足解消のために… 「若手・中堅向け再雇用制度」の導入を検討してみませんか?

    ◆メリットは「効率的な人材確保」人材不足問題の解決策として、一度退職した社員を『出戻り』で再雇用する、「若手・中堅向け再雇用制度」(ジョブ・リターン制度)を導入する企業が増えています。

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  8. 女性活躍推進法に基づく「一般事業主行動計画」策定の届出数は?

    ◆4月から全面施行4月1日より、女性の能力が十分に発揮できる社会を実現するため、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(以下「女性活躍推進法」という)が全面施行されています。

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  9. 「サイバー攻撃」の増加と企業の情報セキュリティ対策

    ◆サイバー攻撃認知企業が増加企業や官公庁を標的に重要情報を不正入手する「サイバー攻撃」が増加しており、ニュース等でも度々取り上げられています。

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  10. 「配偶者手当」はもう古い? 見直しを促す報告書まとまる

    ◆「103万円の壁、130万円の壁」が就労の妨げに?「女性活躍推進法」も施行され、女性の就業環境が大きく変わりつつあります。

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  11. 相談件数が過去最多!「若年性認知症」と就労継続支援

    ◆相談件数が過去最多に「若年性認知症」に関する電話相談に応じるコールセンターに寄せられた件数(2015年、認知症介護研究・研修大府センター調べ)が、過去最多の2,240件だったことがわかりました。

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  12. 平成27年の労働災害発生状況にみる課題とは?

    ◆全体では微減だが…平成27年における死傷災害発生状況(2月速報)が発表されました。産業全体として前年比などを見た場合、死傷災害はわずかに減少しています。しかし、その内訳を見てみると、「建設業」や「製造業」では大きく減っているものの、近年の傾向として第三次産業での災害が大きく増加しています。

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  13. 企業に広がる有期契約労働者の「無期転換」の動き

    ◆再来年4月から本格適用2013年4月に施行された、有期契約の労働者でも、契約が繰り返し更新されて通算5年を超えた場合に無期契約への転換を求める権利が与えられる労働契約法18条のいわゆる「5年ルール」の規定が、再来年の2018年4月から順次適用になります。

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  14. 4月から拡充される「ひとり親就労支援策」の概要

    ◆「ひとり親家庭」への就労支援策厚生労働省は今年4月から「ひとり親家庭」の父または母が正社員として働けるよう経済的支援を拡充していくことを明らかにしました。就職するための教育訓練や、ひとり親を雇用する企業への資金補助を増やすことが想定されているようです。

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  15. 社長の平均年齢が高い業種・都道府県は?

    ◆社長の年齢と交代状況を調査帝国データバンクから「2016年全国社長分析」が発表されました。これは、同社が保有する2015年12月末時点の企業概要ファイル(約146万社収録)から、株式会社および有限会社114万9,108社のデータを抽出して調査を行ったものです。

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  16. メンタルヘルス等に関する調査にみる「休職・職場復帰」の実態

    ◆労働力人口減少への対応に向けて少子高齢化の急速な進展により、労働力人口が減少に転じる中で、病気休職や職場復帰に関する会社としての対応が重要になってきています。

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  17. 働く女性の「出産後の就業」についての意識は?

    ◆出産後に仕事への意欲が下がる女性は2割弱人材不足や女性の社会進出が進むなか、かつてのように結婚や出産を機に仕事を辞めるという女性は減少傾向にあり、子供を生んだ後も仕事を続ける女性は増加しています。一方で、企業としては、産休・育休復帰後の社員の就業への意識も気になるところです。

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  18. 再就職を希望する女性の実態と企業側の意識

    ◆未就業理由は「子育て」が半数NTTコムオンライン・マーケティング・ソリューション株式会社と実践女子大学の斎藤明教授が、就業経験はあるが現在働いてない再就職希望の女性、および企業の採用担当者を対象に実施した「再就職希望の女性と雇用側の意識格差に関する調査」(有効回答者数:再就職希望の女性304名、...

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  19. ワタミ事件で注目される“懲罰的慰謝料”とは?

    ◆損害賠償請求額はどう算出する?過労死・過労自殺の損害賠償請求訴訟では、(1)死亡による精神的苦痛に対する慰謝料、(2)死亡しなければ得られたはずの収入を填補する遺失利益、(3)葬儀費用等が請求内容となります。

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  20. 「時間外労働」に関する企業の意識調査の結果から

    ◆残業時間削減に対する企業意識が上昇エン・ジャパン株式会社が運営する人事担当者向けの中途採用支援サイト「エン 人事のミカタ」上で、サイトを利用している企業に対して行った「時間外労働(残業)」に関するアンケート調査(従業員数50名以上の企業が対象)によると、今後の残業時間削減の対応について、「積極的...

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  21. シニア層の部下、活用できていますか?

    ◆関心が高まる概念皆さんは「ジェロントロジー(老年学/加齢学)」をご存じでしょうか?加齢により人はどのように変化するかを、審理・教育・医学・経済・労働・栄養・工学など様々な分野から学際的に研究する学問のことで、その成果は、雇用・教育・経済などに活用することができます(一般社団法人 日本産業ジェロ...

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  22. ドライバーの健診項目見直し開始 事業主の負担軽減につながるか?

    ◆健康問題に起因する事故は4年間で2倍超トラックやバス等の事業用自動車のドライバーの健康起因事故数は、2010年の100件から2014年の220件に増加しています。トラックが最も多く、2012年16件、2013年21件、2014年19件となっています。

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  23. 厚労省予算概算要求でわかった 平成28年度雇用関係助成金の動向

    ◆9月に予算概算要求平成28年度の厚生労働省予算概算要求が9月に出されましたが、確認されましたか?もちろん要求が却下される場合もありますので、そのまま来年度の施策につながるとは限りませんが、ざっと内容を確認しておくと新年度に向けた事業計画作りにも大いに役立ちます。

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  24. 女性にとっての「働きやすい職場」とは?

    ◆現在の職場が「働きにくい」という女性は約半数エン・ジャパン株式会社が、自社が運営する女性向け求人情報サイト『エンウィメンズワーク』上でサイト利用者の女性(1,037名)を対象に実施した「働きやすい職場」に関する調査によると、「現在の職場は、あなたにとって働きやすい職場と言えますか?」との質問に対...

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