労務の知恵

  1. 「若者雇用対策法案」の概要とポイント

    ◆法案の概要が判明政府が今月開会予定の通常国会に提出する「若者雇用対策法案」(仮称)の要旨が明らかとなりました。同法案は、一定の基準を満たす企業の認定制度を創設することや、労働関連法で重大な違反があった企業の求人票をハローワークで不受理とすること等が柱であり、今年度中の施行を目指しています。

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  2. 調査結果にみる 転職者の離職理由・賃金の変化等

    ◆厚労省による調査厚生労働省が平成26年上半期「雇用動向調査」(1~6月)の結果を発表しました。全国の主要産業における入職者、離職者に関する状況等を調査しています。

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  3. 消費増税先送りで今年度の社会保障はこう変わる!

    ◆消費税率引上げを前提とした主な社会保障充実策政府が2015年度の社会保障充実策を決定し、当初は今年10月の消費税率10%引上げを前提に行う予定であった、「低所得者の年金への上乗せ給付」や「年金受給資格の短縮」等が1年半後(2017年4月)に先送りされることになりました。

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  4. 企業の「個人情報保護対策」がますます重要な時代に!

    ◆経産省「個人情報保護ガイドライン」を改正昨年、ベネッセコーポレーション等の有名企業における個人情報漏洩問題が頻発しましたが、経済産業省は、同様の事案の再発防止に向けて、個人情報保護法で規定された事業者の義務を具体化・詳細化した「個人情報の保護に関する法律についての経済産業分野を対象とするガイドラ...

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  5. 「社内SNS」の広まりと中小企業における活用

    ◆メールに代わるコミュニケーションツール現在、各方面でFacebookをはじめとしたSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の活用が進んでいますが、企業のコミュニケーションツールにも影響を与えています。

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  6. バブル世代のキャリア研修がこれからの企業経営のカギ!?

    ◆バブル世代の活性化!1990年前後の好況期に社会人となったバブル世代(現在の40代~50代)の活性化をこれからの経営課題と捉える企業が増えているようです。その理由は、次のようなことにあるようです。

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  7. 厚労省が「過重労働解消キャンペーン」を実施

    ◆今年11月に実施厚生労働省では、9月30日に設置した「長時間労働削減推進本部」の決定を踏まえ、11月に「過重労働解消キャンペーン」を実施すると発表しました。

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  8. 社長の5人に1人が70代以上 事業承継はどうする?

    ◆経営者の平均年齢は60歳超近年、特に中小零細企業において、経営者の高齢化とそれに伴う事業承継が大きな問題となっていますが、株式会社東京商工リサーチ実施した「2014年 全国社長の年齢調査」の結果によると、全国社長の平均年齢は60.6歳と高齢化が進んでおり、社長の約5人に1人が70代以上となってい...

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  9. 正社員とパート社員の諸手当の格差はどのぐらい?

    ◆企業はどんな手当を設けている?厚生労働省の「平成22年就労条件総合踏査」の結果によると、支給企業数が多い順に通勤手当、役付手当、家族手当、技能・技術(資格)手当、住宅手当となっています。

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  10. 従業員の「デング熱感染」に備えて知っておきたいこと

    ◆「デング熱」ってどんな病気?現在感染者が拡大しているデング熱は、ヒトスジシマカという蚊によってウイルスが媒介される感染症で、ヒトからヒトへと感染することはありません。

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  11. 大人気!「キャリアアップ助成金」の概要

    ◆大人気の助成金平成25年度から始まった「キャリアアップ助成金」ですが、受給の要件となる「キャリアアップ計画」の作成・認定企業数が厚生労働省の予想を大幅に超えているそうです。ここでは、どのような助成金なのかを簡単に見ていきます。

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  12. 人手不足の業界には光明? 外国人労働者活用

    ◆外国人労働者活用への期待が高まる労働力人口の減少を補うため、現在、外国人労働者活用への期待が高まっています。

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  13. 意外な盲点? 職場で気をつけたい同性間のセクハラ問題

    ◆指針改正により同性間の行為もセクハラの対象にセクハラ行為の禁止は、男女雇用機会均等法(以下、「均等法」という)の1997年改正で関連規定が設けられました。その後、改正によりセクハラ対策の強化や男女差別の範囲の見直しなどが図られていますが、今年7月1日より施行規則と指針が改正されました。

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  14. 人手不足の影響? 変わりつつある転職の常識

    ◆転職成功者の平均年齢が過去最高に株式会社インテリジェンスが運営する転職サービス「DODA(デューダ)」が、同社のサービスを利用したビジネスパーソン約7万人に対し、「転職をした年齢」について行った調査によると、2014年上期の転職成功者の平均年齢は31.7歳(前期比0.6歳増)で、調査を開始した2...

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  15. 職業生活を通じて活用できるツールに? 「キャリア・パスポート」創設の動向

    ◆「キャリア・パスポート」創設の検討が始まるジョブ・カードの普及が遅れており、せっかく取得しても活用できない状況にあることが指摘されています。そ こで厚生労働省では、ジョブ・カード制度を大幅に改編し、「キャリア・パスポート制度」(仮称)に移行する検討を開始しました。

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  16. 「多様な正社員・限定正社員」を活用すべきケースとは?

    ◆厚労省分科会の配布資料日本版ホワイトカラーエグゼンプションなど、今後の労働時間規制の緩和に関する議論が厚生労働省労働政策審議会(労働条件分科会)で始まりました。

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  17. 企業にとっての適正な人員構成

    ◆理想通りにはいかない!?企業においては、適正な数の従業員を抱え、管理職・非管理職がそれぞれ適正な割合を占めていることが理想だと言えるでしょう。

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  18. 不当な差別は勧告の対象に! 障害者雇用に関する動向

    ◆「障害者への差別禁止」と「職場環境の配慮」を義務化昨年成立した改正障害者雇用促進法により、再来年の2016年4月から、企業が障害者を雇用する際の差別禁止や、職場環境の配慮が義務化されます。これらに違反した企業は指導や勧告の対象になるようです。

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  19. 改めて確認しておきたい「クレーム対応」の基本

    ◆増えているクレームクレームに関しては、「顧客が苦情を企業に伝えるのは26件中1件」という測定結果(1984年)が有名で、この数字がいわばクレーム対応を行う上での常識ともなっています。

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  20. 深刻化する中小企業の「事業承継」「廃業」

    ◆「起業希望者」が急激に減少政府が閣議決定した中小企業白書(2014年度版)で、経営者の高齢化と後継者不足が深刻化している状況が明らかになりました。

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  21. 「待機時間」の扱いはどうすればよい?

    ◆ドライバーの待機時間に関する争い賃金を支払わなかったトラックドライバーの待機時間(手待ち時間)について、「荷物管理を要求されて移動や連絡待ちもあり、休憩時間と評価するのは相当でない」として、労働時間に該当するとする判決が出ました(4月24日横浜地裁相模原支部)。

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  22. 「介護」と「仕事」を両立させるために企業ができることは?

    ◆職場環境の整備が重要な課題に近年、親や家族などの介護を理由として仕事を辞める「介護離職」が増加し、大きな問題となっています。総務省の平成25年発表によると、介護離職する方は年間10万人以上。

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  23. 「非正規社員の正社員化」の動きと「限定正社員」

    ◆小売、流通、外食を中心に増加先日、衣料専門チェーン「ユニクロ」を運営する株式会社ファーストリテイリングが、現在約3万人いるパート社員・アルバイト社員のうち、半数以上の約1万6,000人を今後2~3年かけて正社員に登用していくことを発表したとの報道がありました。

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  24. 20分で8時間分の疲労回復効果!?

    ◆健康づくりのための「睡眠」のポイント11年ぶりに改定されることとなった「健康づくりのための睡眠指針」では、若年・勤労・熟年の世代別に、年齢等に応じた睡眠のポイントを示しています。勤労世代については、疲労回復・能率アップのため、毎日6時間以上8時間未満の睡眠を取るようアドバイスしています。

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